robinです(学生時代からのリアルニックネームです。由来は「がんばれ!ロボコン」)。某配給会社で洋画の買い付けをしています。しばらくBlogはお休みします。


by mcyst
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

深く考えるのはよしましょう:マット・デイモン主演「Stuck On You」

b0074127_20401225.jpg

昨夜、ジュネーブに帰る友達を見送った後、相方と、ラッセル・クロウ主演最新作「Master and Commander」を観に行ったのですが、私たちの読みが甘く、すでに満席(泣)。代替案を探したのですが、なかなか見つからず、仕方ないので、同じアーケードの中にある別の映画館に行くことに。

で、行ってみたら、観ようと思って忘れていた、マット・デイモン&グレッグ・キニア主演「Stuck On You(仏題:Deux en un)」が、ほどよい待ち時間で観られることを発見。コレ幸いとチケットを買って、待つことしばし・・・。待っている間に、相方に、昨日、ノリで買ったエッフェル塔の置物のお土産を渡すと、めっちゃうけてました。「電波の入りがいっそうよくなるように」テレビの上に置くそうです(笑)。

この「Stuck on you」は、”社会的にかなり微妙なテーマ”を、突き抜けたお笑いセンスで料理した、「メリーに首ったけ」系おバカ映画。

舞台は、アメリカ、マサチューセッツ州の田舎町。ボブ(マット・デイモン)とウォルト(グレッグ・キニア)は、生まれつき肝臓を共有し腰がひっついたシャム双生児。2人はこの障害を、持ち前のプラス思考で、アドバンテージに変えて、アメフト、ボクシングにアイスホッケーはたまたレスリングにと大活躍!卒業後は、2人でハンバーガー屋を経営、くっついているからこその離れ技を使い、「時間内にバーガーを提供できなかったらただにします!」というのを謳い文句に、驚くほどの短時間でバーガーを焼き上げて、町の人々と競い、毎日を楽しんでいる。明るくてお調子者のウォルトに比べて、ボブは口下手で暗く、特に女の子とはまるで縁がない。こういう、いわゆるGeek(オタク)を演じさせると、マット・デイモンはピカイチ☆スティーブン・ソダーバーグ監督「オーシャンズ11」の彼は、まさにgeeky-cool(オタクだけどかっこいい)でした。町の公民館で、コメディ芝居を演じてもいるウォルトは、田舎町での活動だけでは物足りなくなり、ハリウッド進出を決意。ボブを説得して、2人は一路、ハリウッドに向かう・・・。

シャム双生児とは、20万回に1回の確率で産まれるそうで、日本では、ベトナムの、ベトちゃん・ドクちゃんが話題になりましたが、実生活で、日本で、シャム双生児の方を見かけることは、皆無に等しいと思います。アメリカでは、結構見かけるそうで、医学・人権・社会保障そのほか、たくさんの深刻な問題を抱えている方が多いそうです。

グレッグ・キニアが、芸達者なのには、正直、驚きました。劇中で、歌い、踊り、また観客もホロリとさせる・・・。ただのハンサムマンではなかったのですねー。でも、マット・デイモンがかなり若く見える(相変わらず若作りが上手です)ので、ちょっと同い年の設定は無理があるかも・・・。

深刻なテーマを明るく笑い飛ばしている、かなりいっちゃってる度の高い作品なので、日本では、う~ん、劇場公開は、いくらマット・デイモン主演で、他にもアッと驚く大スターたちがカメオ出演していても、難しいかな?と思いました。

マット・デイモンとグレッグ・キニアのコケるシーンが、ドリフ並みに(?)絶妙にうまく、感心しました。2人の株は、この作品によって、私の中で急上昇です!
[PR]
by mcyst | 2004-01-19 20:39 | エンタテインメント