robinです(学生時代からのリアルニックネームです。由来は「がんばれ!ロボコン」)。某配給会社で洋画の買い付けをしています。しばらくBlogはお休みします。


by mcyst
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2004年1月25日(日)

前回、満員で入ることのできなかった「マスター・アンド・コマンダー(仏題は原題と同じ:Master and Commander)」、やっと観てきました今日は、大事を取って、上映開始時刻21:50のところ、21:00集合にしたら、

・・・まんまと相方が30分の遅刻。

「今度、君が30分遅刻していいよ。それか、10分ずつ3回遅刻もOK!」だって。・・・そういう問題ではありません・・・。まあ、時間を守らないことで有名な仏人なので、特に驚きも怒りもしませんが。無事に席も取れたし。

ロッテルダム映画祭の疲れもまだ残っているので、相方はかなり眠そうでしたが、まだまだ興奮冷めやらず・・・。現地では無事に北野監督の取材もできた(ちなみに生でご本人に「コマネチ!」を、やって頂いたそうです 爆笑)し、おまけに深作健太監督にもインタビューしたそうです(ただし、「バトル・ロワイヤル2」の試写中にあまりに疲れて寝てしまい、作品未見での取材はかなりきつかったらしい 汗)。

さて、「Master and Commander」。20巻に及ぶ、パトリック・オブライアンのナポレオン戦争を舞台にした冒険小説のあちこちからエピソードを抜き出して、制作された海洋アドヴェンチャー。監督は、「トゥルーマン・ショウ」「いまを生きる」でお馴染みのピーター・ウィアー。ほぼ全編が海のシーンであるこの作品は、「タイタニック」撮影時に使用された20世紀FOXのスタジオで撮影されたそうです。

1805年に偵察のために、航海に出た大英帝国の軍艦サプライズ。この軍艦のカリスマ艦長、ジャック・オーブリーを演じるのは、ダニエル・スペンサーと結婚し、待望の赤ちゃんも誕生して、公私共に絶好調のラッセル・クロウ。彼を中心に、フランスの敵艦アケロンや嵐と戦いながら、軍人及び乗組員たちは男同士の友情を育んでいく。南米ブラジル沿岸から、雪と氷を抜けてチリ南端のホーン岬を通って太平洋側に出て、ガラパゴス諸島(ここで撮影されたのは本作品が初めて)に至るまで、2時間18分、観ている私達も船の旅に出ているかのような気分が味わえます。あまりにリアルなので、相方は、どうしようもないほどの、喉の渇きにおそわれ、私はトイレに行きたくなってしまいました(だって、ずっと水だらけなんだもん・・・)。

ジャック艦長と、ちょっと変わった軍医、ステファン・マチュリン(ポール・ベタニー)の友情を中心に、とにかく、「100%男の世界」。愛だの恋だの、そんな甘っちょろいエピソードは一切なし。前半は、正直、かなりダルい。何度も寝そうになりつつ、後半、ある軍人と乗組員のイザコザをきっかけに、がぜん盛り返し、クライマックスである、フランス軍艦との大砲を用いた、軍艦VS軍艦の戦闘シーンまで、一気に見入ってしまいました。

ちょっとかっぷくがよくなった(役作り?)ラッセル・クロウが、荒々しい乗組員たちと軍人を統率するカリスマ艦長にぴったり。男に尊敬される男として、長髪はちょっとうざいものの、違和感なく観ることができました。劇中で、ジャック艦長と軍医ステファンが、ヴァイオリンとチェロを演奏するシーンが何度かありますが、このために、ラッセル・クロウはヴァイオリンの猛特訓をしたそうです。一応なんちゃってバンド(←失礼)もやっている彼、音楽心はあるとはいえ、忙しい中、ヴァイオリンの特訓をするのは並大抵の努力ではなく、彼のこの作品にかける意気込みを感じさせました。

全米公開2003年11月14日、フランス公開2004年1月7日、そして日本公開は、2004年2月28日の予定。
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# by mcyst | 2004-01-13 23:29 | エンタテインメント

一難去ってまた一難。

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先週、あっさり却下された、私の滞在許可証の更新&住所変更、今朝、無事に終了しましたしかし、フランスの役人、ほんっと~に、態度悪いです、怖いです、適当です!家主である友達のお父さんの多大なる協力を得て、万全の準備でのぞんだので、絶対に大丈夫だと思ってはいましたが、何が起こるかわからないワンダーランド的な役所なので、無事に済んで、ホッとしました。

が、一難去ってまた一難(爆)。

外が暖かいため、先週から暖房がとまっている(全館一斉のセントラルヒーティングなので自分だけ点けることができない)のですが、日当たりの悪い我が家は寒いため、時々温風器をつけています。で、さっき、温風器をつけたまま、電気スタンドをつけたら、バチっと音がして、ヒューズが飛んでしまいました(泣)。配電盤をどうやってあけたらいいのかわからないので、また友達のお父さんにご登場願うことになりそうです・・・。トホホ。おかげで、今まで知らなかった「ヒューズ」と「配電盤」という単語を覚えました。転んでもただでは起きない!そういえば前の家では、「配管」という単語を覚えました(笑)。

しかし、気持ちが悪いほど、暖かいです、最近のパリ。今日は生暖かい強風が吹いていて、飛ばされそうになりました。夏の酷暑といい、異常気象はまだ続いているようです。


今週水曜日からは、待望の「ラスト・サムライ」がフランスで公開になります日本で一度観ましたが、フランス人の反応を観たいので、相方ともう一度観てきます。先週の金曜日の、パリ特別先行試写会に、トム・クルーズが来ていました(ペネロペも一緒)。渡辺謙様に来て欲しかったなぁ。ロンドンのイベントにもトムさんひとり(+ペネロペ)で出席してましたが、むむ~、謙様にも行って欲しかった・・・。

写真は、初公開の我が家です。
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# by mcyst | 2004-01-12 23:27 | つれづれ
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この時期のフランスと言えば・・・

・・・ソルド!でございます。

基本的に定価の半額になってしまうので、フランス人の皆様は、この時期に全てをかけているようです。普段は高すぎて近寄れないブランドも、半額だと、「普通に高い」程度になるので、ボン・マルシェのソルドに行って、試着を楽しんできました(笑)。しかし、さすがフランスと思ったのは、半額になってもまだ「200ユーロ(約2万6千円)」とか「300ユーロ(約4万円)」な~んていう値札がついている商品を、無造作にどさっと、ワゴンに投げ入れているところ。こんな、繊細なビーズとあみあみのカットソーをそんな手荒に扱っていいのでしょうか・・・。もちろん気にしているようには見えませんでした(汗)。

フランス名物ランジェリーも半額になっていたので、これは買おうかな、と思案中。アメリカと違って小さいサイズもあるのが、(私にとっては)フランスのいいところです。特にボン・マルシェの下着売り場は種類もサイズも豊富なので、おすすめです。
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# by mcyst | 2004-01-11 00:50 | ファッション

熱唱!Robbie Williams。

b0074127_0494392.jpg相方にもらった、「Robbie Williams Live at Knebworth:What we did last summer」のDVDを観ながら、「アリーMyラブ」のアリー状態で、でっかい声で歌って踊っていたら・・・

・・・たまたま渡り廊下を通りかかった、隣のマダムに爆笑されてしまいました(汗)。は、は、恥ずかしい・・・。

音楽にはじぇんじぇん興味のない私ですが、Robbieだけはなぜか好きで、自らすすんでCDを買ったり聴いたりしています。あの、おサルのような風貌と生意気な口調も大好きで、あ~、一度でいいから本物に会ってみたい・・・。

このDVDは、2003年8月に、UKのネブワースで行われたRobbieの3日間にわたるライヴを記録したもの。3日間でなんと37万人という人数を集めたという脅威のライヴ。こんなにもたくさんの人を魅了し続けるRobbie。現在は、頂点を極めて、もはや行く場所がないと悩んでいるようです。アメリカ進出もささやかれていますが、行かなくていいんじゃないかな・・・。

私の周りには、Robbie否定派が多く、いつもコテンパンにやられちゃいます(泣)。いいじゃん、私とRobbieをそっとしておいてください・・・。
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# by mcyst | 2004-01-09 00:49 | つれづれ
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年が明けてから初めて相方に会いましたお互いに実家に帰っていた(向こうは、フランス国内だけど)ので、会うのは結構久しぶり。日本からのお土産を持っていったら、なんと向こうから「過ぎちゃったけど、メリークリスマス!」と、先にプレゼントを渡されてしまいました。

「持ってるかもしれないと思って、超不安だったんだけど、もしも持ってたら他のと取り替えるから『ありがとう。うれしー』とか適当なこと言わないで、正直に『持ってる』って言って」と、細かい警告された(苦笑)。

中身は・・・

・・・Robbie WilliamsのコンサートDVDでしたうひょー、ありがとー!

私が、クレモンティーヌの新譜を渡すと、めちゃめちゃ喜んで、弟にも聴かせると言ってました。前回のCDが兄弟で気に入ったらしいです。2人で、「クレモンティーヌ仏普及プロジェクト」にはげんでください。

さて、「Lost In Translation」。「ヴァージン・スーサイズ」で、鮮烈なデビューを飾ったソフィア・コッポラの第二作。

ウイスキーのテレビコマーシャルの撮影の為来日したハリウッド・スター、ボブ・ハリス(ビル・マーレイ)。異国の言葉の洪水や文化の違い、そして時差ボケのため、すっかり気がめいってしまったボブは、同じ高級ホテルに泊まっているシャーロット(スカーレット・ヨハンソン)と知り合う。写真家の夫について来日したシャーロットは、ボブと同じく、戸惑いや孤独にさいなまれていた。2人は、東京の街に繰り出す・・・。

この映画は、ソフィア・コッポラが、父(フランシス・フォード・コッポラ)のサントリー・ウィスキーのCM撮影のための来日に同行した時や、デビュー作のプロモーションで来日した時に体験したことを元にして作られているそうです。違う国に到着したばかりの時の、疲れているのか、元気なのか、眠いのか、空腹なのか、のどが渇いているのか、嬉しいのか、悲しいのか、楽しいのか、あやふやで分からない感覚。はっきり論理的に考えることを放棄したくなってしまう様子を、リアルに描いています。

洪水のように流れる日本語のセリフ部分には、一切フランス語字幕がつかず、観客は、ボブやシャーロットと同じように、”Lost”することができ、あたかも自分が日本に迷い込んだような錯覚を覚える・・・と、一生懸命「ニホンゴ、ワカラナイ」状態を想像しながら観ました。日本語がわかるから面白いシーン(400人近い観客の中で、私だけ爆笑してしまいました 汗)もありましたが、やっぱりこの映画は、日本語がわからない人の方が、数倍楽しめると思います。

日本側のキャストは、ほとんど無名の人たちや、素人を選んだとのこと。外国人に伝えるジェスチャーが、俳優よりも自然にできるらしい。

ゴールデン・グローブ賞の、監督賞・主演女優賞・脚本賞など、5つの部門にノミネートされていますが、正直、賞レースとは無縁な映画のような気がしていたのでちょっと驚きました。でも、このような低予算映画(制作費約400万ドル=約5億円)でも、立派に賞レースに参加できるのは素晴らしいとも言えますが。

しかし、ソフィ・コッポラ、本当にセンスのいい人だなぁと素直に思いました。この映画、「伝統と革新が混在する国」日本を舞台にしないと絶対に成立しないし、デリケートな主題(アメリカの一部では「人種差別では?」という論争が巻き起こっている)を、曲解することなく真正面から素直に描いているので、日本人として観ても、嫌悪感を抱くことは全くなく、逆に「あ~、そうそうそう、外国人だったらこう思うかもね~」と笑ってしまうほど。

またタイトルの「Lost In Translation」は、単にボブやシャーロットが外国語の渦の中にLostするだけではなく、同じ母国語を持つ人同士でも、コミュニケーションがうまくいかず、Lostしてしまう(ボブ⇔アメリカにいる妻と子供、シャーロット⇔写真家の夫)ことも示唆しているようで、奥が深いです。

・・・ちなみに私が大爆笑したのは、ボブが藤井隆さん扮する「マシュー・南」の番組に出演して、マシューの、あの独特のマシンガン・トークにすっかり飲み込まれてしまうシーン。「マシュー!」と思わず叫んでしまい、隣の相方が笑ってました。ここで、マシューが登場する辺り、ソフィアのセンスが光るところです☆マシューの喋りって、日本語独特の音とペースとピッチが全部つまっていて、日本語のわからない外国人を驚かせる(そういう目的ではないけど)には、最適!と感心しました。しかも、マシュー、ステップも踏んで踊ってました(笑)。
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# by mcyst | 2004-01-09 00:47 | エンタテインメント