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robinです(学生時代からのリアルニックネームです。由来は「がんばれ!ロボコン」)。某配給会社で洋画の買い付けをしています。しばらくBlogはお休みします。


by mcyst
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フランス式・ランチのおもてなし

今日、11月11日は、第一次世界大戦終戦(休戦)記念日で、フランスでは国民の祝日になっています。従って、学校も会社もお休み。で、ただ今カナダに留学中の仏人の友達のご両親に、ランチに招待していただきました。友達のお姉さんと、もうひとりの共通の友人も来るとのこと。昨日、ブリュッセルで買ったクッキーの箱をお土産にお邪魔しました。

お父様とは何度かお会いしたことがあるのですが、お母様とは、電話で一度お話しただけなので、初対面。学者肌でおっとりスウィートタイプのお父様とチャキチャキ元気なお母様。夫婦ってうまくできてますよね~~~。

まずは、アペリティフ(食前酒)。ワイン(白・赤)、ミスカ、パスティス(南仏を中心に飲まれているアニス酒。アルコール度数40度以上!水で割ると白濁します)と、チョイスはさまざま。あ~~、お酒が飲めなくて本当に残念・・・。でも、今日はミスカを少し頂きました。これは甘くておいしい。でも、コップに少しで既に心臓バクバク。ただでさえご両親の前で緊張しているのに、酔っ払ってしまっては、何を言うかわからないので気をつけねば。しかも仏語だと余計に緊張します・・・。

テーブルは既にセットされており、葉っぱの模様の食器がかわいい!聞くと、スウェーデンで購入されたとのこと。

前菜は、お父様手作りのタブレ。レバノンに住んでいらっしゃったことのあるご夫妻は、アラブ系の料理に精通していらっしゃいます。

ちなみにこの「タブレ」とは、パセリ、砕いた小麦、たまねぎ、トマトなどが入った、地中海沿岸の国々で人気の高いサラダの総称です。砕いた小麦は、クスクスと食感が似ています。今回、お父様はパセリの代わりにミントを使っていらっしゃいましたが、香りが爽やかで食欲倍増!フランスにはアラブ系の移民の方が多くいるせいか、この「タブレ」などはフランスの家庭で普通に食べれていますし、街中でも売っています。

メインは、お肉とじゃがいもと野菜。巨大さやえんどうが、自然の甘みたっぷりでおいしい!じゃがいももホクホク。お肉には、お姉さん特別配合(?)のマスタードソースで頂きました。

〆はチーズの盛り合わせ。今日は、ヤギのチーズ、ロックフォールにフレッシュなコンテチーズ。このフレッシュコンテが私はたいそう気に入ったのですが、名前を忘れてしまいました・・・。また聞かねば。

もちろんこの後には、デザートが。ご夫妻は、ノルマンディ地方に別荘をもっていらっしゃるのですが、その別荘の近くにりんご園があるそうです。ノルマンディといえば、りんごのお酒、カルバドスで有名ですね。で、そのりんご園から、先日、10キロほどどど~んと新鮮なりんごが送られてきたそうで、今日のデザートは、そのりんごを使ったお母様手作りのタルト。りんごがジューシーで程よい酸味がたまらない!私が持参したクッキーもあけ、みなさん喜んでくれました。チョコレートの方がよかったかな?と最初は思ったのですが、喜んでいただいたようなので、一安心。

デザートにあわせて、お姉さんが、普通のコーヒーとエスプレッソを淹れてくれました。昔、エスプレッソって苦手だったのですが、フランスに来てから好きになりました。これまた、可愛らしいエスプレッソカップで出してくれました。

その後、カナダにいる友達に送るため、みんなでデジカメ撮影大会(笑)。とっても楽しい祝日の午後のひと時を過ごすことができました。

写真は全然関係なくて、引き続きブリュッセルの風景。グラン・プラス(街の中心にある広場)に集まっていた、小学生らしき少女のグループ。赤いタイツがめっちゃかわいい!
フランス式・ランチのおもてなし_b0074127_14424298.jpg

by mcyst | 2003-11-11 14:41