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ソルボンヌからの手紙。

日本の父から、在学証明を送るように依頼が来た。が、ここはフランス。しかもソルボンヌ。ただいま10月からの新学期の準備真っ最中なのに、在学証明なんて頼んでも学生課はてんてこまいで、きっと何ヶ月もかかってしまうだろう。と思ったので、語学コースの事前登録(これは無料)をすれば、事前登録証明書が自動的に発行されるので、これで代用できるのでは?と悪知恵を働かせて、ダメもとで事前登録をソルボンヌに依頼してみた。

で、今日ソルボンヌからお便りが。

「あなたのフォームは当学校の正式フォームではないので受け付けられません。正式フォームをお送りしますので再送してください。」

・・・。インターネットのサイトに、確かに彼らの「正式フォーム」はあったけど、「これを印刷して記入後、当校に送ってください」って言われても、家にはプリンターがない。なので、書かれてあることをそのままそっくり手書きで写して送ったのに、ダメらしい。こういうところは妙にお堅いフランス。やっぱりダメか。

でも、でも、でも、でも。

タイプされた手紙と一緒に、2枚の手書きのお手紙が。1枚は仏語、もう1枚はなんと日本語だった。日本語のお手紙は「私は外人だから、私の日本語は悪い日本語です。ごめんなさい。」から始まり、私のレターが正式なものではないので受け取れないこと、10月1日までに直接ソルボンヌにくれば手続きが出来ることなど、が書かれており、「ではまた」でしめくくられていました。

なんて、ご丁寧な・・・。正直、時期が遅いので、手紙は無視されるかもと思っていたぐらいなので、この丁寧な対応に舌を巻きました。Emmanuelさん、ありがとう。きっと学生さんだと思うので、ソルボンヌですれ違ったらお礼を言いたいけど、誰だかわからない・・・。

実際、昨日ソルボンヌに手続きに行った時も、その流れるような事務手続きに驚かされました。南仏ではもうあっちこっちいかされて、尋ねる人ごとに答えは違うしで大変だったのに。聞いてみると(なんでも聞く私)と、今年からシステムを大幅に変更したそうで、「ちゃんとしている」と、学生の間でもなかなか好評とのこと。で、問題の在学証明は10月8日に一斉に全員に配布されるとのこと。要求する人が多いので、それならばいっそ全員に配ってしまえということですかね。理にかなっています。学生証も手続き時にすぐ発行してくれ、南仏の時のように「希望者はあとで学生課に言ってシステム」だと、「あ~、まだできてないから明日来て」と順送りにされる(本当は5秒でその場でできるのに!)こともなく、実に素晴らしい。

ちなみに「ソルボンヌ大学」というのは事実上存在していません。全部で13あるパリ大学(パリ市内に分散してます)の一部である、パリ第3、4大学のことを通称ソルボンヌと言っています。中庭の素敵な由緒正しそうな古い建物で、こんな大学なら一生懸命勉強するかも・・・。


北野武監督が、11月5日の「座頭市」フランス公開にあわせてパリに来るらしい!Wow!
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by mcyst | 2003-09-30 00:25
初対面の人に「どんな音楽が好きですか?」と聞かれることがよくある。先方は会話を膨らませるために、何気なく聞いているのだろうけど、これは私にとってはいつも拷問に値する。

なぜか?

それは音楽に興味がないから。今まで自分でお金を出して購入したCDの数は、10本の指に入ると思われます。しかも、「音楽に興味、またはこだわりがありそう」に見える(らしい)のが困りもの。「あ~、あまり音楽って聴かないんですよね~」と答えるとその反応は次の3つに分れる;

①「あ~、そうなんだ・・・。じゃ他に何か興味のあることは?」と他の話題に移る。
②「は?音楽に興味ない?冗談でしょ。そんな人いないよ!いるでしょ、好きなミュージシャン、ほらほら隠さないで教えて!」と明るく食い下がる。
③「まさか!そんな人は人間じゃないよ。ありえない!もっと音楽を積極的に聴かなきゃ!」と説教を始める。

③が一番困る。本当に困る。説教されても・・・ね・・・。だいたいなぜ音楽はみんなが好きなものと決まっているのか?「映画、あまり観ないんですぅ。」と言っても別に非国民扱いはされない(と思う)が、音楽となるともう非難轟々。先日東京に一時帰国した際にも、友達の友達であるアメリカ人が③まっしぐらで、私は彼との口論(?)に、せっかくの貴重な一時帰国の数時間を費やしてしまった。元々の友達は、呆然としてたけど、おい、呆然としてないで、助けてヨ。

彼によると「芸術や文化の中心であるパリに住んでいて、音楽に興味がないなんてありえない。君の神経がおかしいに違いない。だいたい音楽に興味がなかったら、アーティスティックなフランス人と何を話すんだ?話すことがないだろ?ほら、もっと音楽を聴かなきゃ。君はおかしい。」

・・・。目下、模範解答を模索中です。お洒落かつ深くつっこまれないようなジャンルの音楽なんてありますかね?

大体何かが「好き」な人って、さまざまな「好き」の理由があるだろうけど、「興味がない」人の理由って単純に「興味がないから」だけなことが多いので、「好き」組からの「なんでなんで」攻撃に弱い。「興味がないものはない」の一点張りでは、「好き」組のカラフルな攻撃に耐えられず、最終的には「興味のない」こちらが、非常に悪いことをしているような気分にさせられる。「なぜ興味がないか」を熱く語るのは・・・難しい。だって「興味ない」んだもん(笑)。

CDを買ったりライブに行ったりはしないけれど、音楽とは違う形できちんと関わっているつもりです。たとえば映画には音楽は、非常に大事な要素のひとつですし、踊りにももちろんかかせないものです。と、私にとって音楽はいつも何か他の要素とまざりあって、ひとつの何かを作り上げていくための(大事な)構成要素のひとつであるのです。きちんと関わりはもって生きているので、音楽好きのみなさん、あまりいじめないでください・・・。
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by mcyst | 2003-09-29 00:24
『NYPD15分署』(99)ではチョウ・ユンファ
『スリー・キングス』(99)ではジョージ・クルーニー
『パーフェクト・ストーム』(00)でまたまたジョージ・クルーニー

・・・の弟分役ばかりだったマーク・ウォールバーグが、今回はチームリーダーに昇格!やったね、マーク!お兄さんのドニーも喜んでいるよ!

水の都ベニスで、チャーリー(マーク・ウォールバーグ)を中心とする6人の金庫破りが、50億円の金塊を強奪。追いすがるイタリア人を華麗にかわし、作戦は成功したかのように思えたが、そこには思わぬ落とし穴が・・・。

一年後。場所はLA。

奪われた金塊を取り戻すために、かつての恩師であるジョン・ブリジャーの娘、ステラ(シャーリーズ・セロン)を仲間に引き入れ、フル装備のミニ・クーパーを操って、史上最大の強奪作戦を決行する・・・。

70年代に作られたマイケル・ケイン主演の同名映画のリメイクだけど、共通点はさほど見当たらない。強いて言えばミニ・クーパーぐらいかな。どうせリメイクなんだから、ミニの代わりにスマートカーでも面白かったかも?別物として観るのが賢明でしょう。まるで試写室のような映画館で観たせいか、最後のカーチェイスはTVを見ているようで、全くドキドキしなかった。残念。CGを多用する映画が多いなかで、本作品はあくまでも生身の力にこだわったアクション撮影を行ったらしいが、最終的に迫力にかける結果に終わっているのはそのせいか。でもマーク・ウォールバーグ、シャーリーズ・セロン、ドナルド・サザーランド、セス・グリーンにエドワード・ノートンまで参加。キャスティングには全く文句がありません!シャーリーズ・セロンのパーフェクトな眉毛を見ているだけで幸せでした。でもエドワード・ノートンのひげが・・・。似合わない・・・。Mr.なで肩には、やっぱりサイコ役か優男役をやって欲しいものです。

この作品は、東京でもロンドンでも見逃していたので、フランスでまだ公開になっていないと知ったときはとってもうれしかったです。仏で公開になってからも、なんだかんだと邪魔(?)が入り、観るまで時間がかかってしまいました。

そろそろフランス映画を観ないと!観たい作品が次々と公開になっているので。次回はギョーム・カネ主演「Jeux d'enfants」(訳:子供のゲーム)とソフィー・マルソー&ヴァンサン・ペレーズ主演「Je reste!」(訳:ここに残るよ!)を観に行く予定。超楽しみにしていたケイト・ベッキンセール&スコット・スピードマン主演「Underworld」は、来週末にジェフとロンドンで観る予定なので、我慢、我慢・・・。早く観たいなぁ!


数日前から突然Le Monde(新聞)が配達されるようになった。原因は不明。もしかして後から請求される?読んでるけどいいのかな?
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by mcyst | 2003-09-28 00:23
恐るべしフランス。

「ドラエもん」ばかりか「とっとこハム太郎」まで放送権を獲得していた!エンディングテーマはちゃんと仏語版が制作されていて、ハム太郎たちが、仏語の歌詞に合わせておしりを振りながら楽しそうに踊っていました(笑)。

ちなみにタイトルは「HAMUTAROU」。あれ、「とっとこ」はどこへ行ったの?

何をもってして「かわいい」と思うかって、国によって違いますよね。世界市民権を受けているぴかちゅう(あれは「ポケモン」のコンセプト自体が受け入れられているだけでしょうか?)や、このハム太郎って、かなり日本的な「かわいい」だと思うんですけど。ベルギー生まれの「タンタン」は、日本では「かわいい」マンガキャラとして認識されていますが、フランスでは、その意外と政治的なストーリーのせいかむしろ大人の間で楽しまれています。

「タンタン」と言えば、このマンガの登場キャラの名前って、先日の外国映画のタイトル同様、これまた各国によって微妙にまたは大幅に変更されているのです。

たとえば主人公は;
フランス語(オリジナル) Tin Tin(タンタン)  
英語           Tin Tin(ティンティン)
日本語         Tan Tan(タンタン)
スペイン語        Tin Tin(ティンティン)
ドイツ語         Tim(ティム)

彼の愛犬は;
フランス語(オリジナル) Milou(ミル)  
英語           Snowy(スノーウィー)
日本語         Sunowi(スノーウィー)
スペイン語        Milu(ミル)
ドイツ語         Struppi(ストゥルッピィ)

脇キャラの耳の遠い教授は;
フランス語(オリジナル) Tryphon Tournesol(トゥリフォン トゥネソ)  
英語           Cuthbert Calculus(クスバート カルクルス)
日本語         Bika(ビーカ)
スペイン語        Silverstre Tornasal(シルヴェストレ トーナサル)
ドイツ語         Balduin Bienlein(バルドゥイン ビエンレン)

この中では、主人公の名前をいきなり「ティム」にしてしまったドイツがうけます(笑)。しかし、日本も教授の名前を「ビーカ」にしてしまうなんて負けてませんね。ちなみに「タンタン」は、上記以外にも、現在までに51ヶ国語に翻訳されています。また、映画化権をスティーブン・スピルバーグ監督が獲得していますが、原作者エージュの遺族といまだに折り合いがつかず、足踏み状態。監督は主人公のタンタン役に、マット・デイモンを、彼の友人の船乗りキャプテン・ハドックにロビン・ウィリアムスの起用を考えているそうですが、果たして実現するのでしょうか?
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by mcyst | 2003-09-27 00:21
「ずっと観たかったあの映画をついに鑑賞」シリーズ第二弾。

それはリドリー・スコット監督、ニコラス・ケイジ主演「マッチスティック・メン」。原題は「Matchstick Men」(『詐欺師』の意味)、仏題はLes Associes(『仲間、パートナー』の意味)。仏題、なんだか地味だなぁ。

外国映画に関して、タイトルを変更しているのは、日本やフランスのように、英語圏でないからという単なる言葉上の理由からだけではなく、各国のマーケットに即したタイトルを!という意図が強い。英語圏であるイギリスでも、アメリカ映画のタイトルをわざわざ変えたりしているからややこしい。私が今だに覚えているのは、ヒュー・ジャックマン&アシュレイ・ジャッド主演の米映画「Someone Like You」が、イギリスでは「Animal Attraction」として上映されていたこと。ちなみにフランスで発売されているDVDには、英題として、後者のイギリスのタイトルが併記されていますが、それでいいのか?

さて、「マッチスティック・メン」。

ロイ(ニコラス・ケイジ)と、その相棒フランク(サム・ロックウェル)は、車や海外旅行などを、餌の賞品にして、善良な消費者を相手に、安物の水濾過装置を何十倍以上もの値段で売りさばく詐欺行為で生計を立てている。ロイは病的な潔癖症とさまざまな恐怖症(例:ドアを三回開閉しないと外に出られない。ちなみに開閉時にかける、1・2・3の掛け声が笑える)を抱えていて、精神科医から処方されている「薬」の服用が、かかせない。そんなロイを、お調子者で楽天的なフランクがうまくサポートし、2人はとってもいい詐欺コンビ。そんな2人の生活に、突然、14年間存在も知らなかったロイの娘、アンジェラ(アリソン・ローマン)が登場。完璧にミニマルにまとめたロイの家に土足で、ずかずかと上がりこみ、チョコーレートの包み紙を撒き散らしたり、洗濯物をそこら中に放り出したり、とやりたい放題のアンジェラに戸惑いながらも、次第に彼女に父親としての愛情を抱き始めるロイ。ある日、ロイとフランクはこれまでのケチなものではなく、大富豪のカモを狙って、一世一代の手の込んだ「仕事」をする決意する。これにアンジェラが乱入し、3人の運命は思わぬ方向に進んでいく。さて、誰が誰をコン(詐欺)しているのか?観客をも騙す予測不可能なストーリー展開と、私たちの予想を軽やかに超えるラスト。

やられた・・・。あんな下がり眉毛で困り顔のニコラス・ケイジにやられてしまった・・・。サム・ロックウェルも、いい、いい、すごくいい!が、圧巻なのは、アンジェラ役のアリソン・ローマン。実は彼女、本当の年齢は23歳(!)。なのに、エネルギーがありあまっている多感な時期の小娘を見事なまでに演じきり、オスカー俳優のMr.困り顔(←しつこい)と対等な存在感を見せつけている。

今日行ったのは、オデオンのMK2系列の劇場。中にはスクリ-ンが4つあり、各150人ほどのキャパ。学生料金で6.5ユーロ。今日の観客は私も含めて10人程度。始まるまで外で「並べ」と言われたけど、あの・・・「並ぶ」ほど人がいないんですけど・・・。でも「並ぶ専用スペース」がきちんとタイトルごとに外にしつらえてある。仕方が無いので、みんなで「マッチスティック・メン」コーナーにもそもそと固まっておきました。「これでいいですか~~~。」
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by mcyst | 2003-09-26 00:20
日本では土曜日ですが、フランスでは、毎週水曜日に新作映画が封切りになります。そして、今日は、私が待ち焦がれていた「あの映画」の公開日!

「UNDERWORLD」?
「HERO 英雄」?
「Identity」?


違います。

それは「キューティ・ブロンド2 ハッピーMAX」原題はLegally Blonde 2:Red, White & Blonde(合法的ブロンド:赤と白とブロンド)ですが、仏題はLa Blonde contre-attaque(ブロンドの逆襲)とちょっと過激。

ブロンドの髪によって、IQが低いと決め付けられることに憤慨した、エル・ウッズ(リース・ウィザースプーン)が一念発起してハーバード大学の法律学校に入学。さまざまな困難を乗り越えながら、立派に卒業するまでを描いた「キューティ・ブロンド」から2年。弁護士になったエルが今度はアメリカの首都、ワシントンDCで大活躍!

ハーバード時代に知り合った婚約者、エメット(ルーク・ウィルソン)との結婚式を間近に控え、幸せいっぱいのエルだが、ある意見の食い違いから勤めていたボストンの法律事務所をクビになってしまう。落ち込むエルを慰めるエメット。しかし、今回のエメットはほとんど出番がなく、出てくる時はエルを「慰める」か「励ましている」だけなので、悪いけど超アホっぽい。でもエルみたいに好奇心旺盛で、激情直進型には、彼ぐらいおっとりしている方がいいのでしょうネ。
エルは、女子大時代の先輩、ヴィクトリア・ラッド代議士の事務所で働かせてもらうことになり、MZ BLONDEというナンバープレートの車で一路ワシントンDCに向かう。代議士は温かく迎えてくれるが、彼女のスタッフの態度は冷ややか。でもエルは持ち前の明るさでみんなの心を開いていく・・・。

とにかく、エルのファッションやヘアスタイルを観ているだけでも、とても楽しい。しかし、とても2児の母とは思えないリース・ウィザースプーンの初々しさ!と~っても可愛らしくて、誰でも彼女を好きにならずにはいられないでしょう。フランス人も思わず最後に手をたたいちゃうほど(これ、本当)。

しかし、フランス人、笑いすぎ。始まってから30~40分間、台詞のひとつひとつでイチイチ笑っていた。その後、おさまりましたが。とってもアメリカ~ンな映像に、仏語字幕が超ミスマッチ・・・。

予算もぐ~んとあがったようで、一作目と比べるととてもお金がかかっています。リース・ウィザースプーンのギャラも跳ね上がり、一作目では約3億円だったのが、本作品では6倍の18億円!これは「アメリカン・スウィートハート」出演時のジュリア・ロバーツのギャラと同額で、いや~、リース・ウィザースプーン、大物女優になりましたね~。

フランスの映画館は、映画館によって料金が異なり、また、それぞれが独自の割引システムを設けています。失業者、子供、学生向けの割引以外にも、毎日午前中の回は割引というところも多いです。高いところで、8~9ユーロ(シャンゼリゼ通りなどの大きな映画館)、小さいところでは、大人普通料金でも4~5ユーロなんていう映画館もあります。またVF(ヴァージョン・フランセ 仏語吹き替え版)とVO(ヴァージョン・オリジナル 仏語字幕版)を選ぶことが出来るので便利です。しかし私は、フランスに来たばかりの時(=仏語が全くわからない)に、トム・ティクヴァ監督「ヘヴン」を100%英語映画だと思い、VOだったらわかるもんね、と映画館に行き、映画の大半がイタリア語で愕然としたこともあります・・・。
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by mcyst | 2003-09-25 00:19
最近メディアでよく目にしたり耳にするのが、『BOBO』(ボボ)という言葉。

辞書で引いてみると;

BOBO:名詞(男)1.((幼児))痛み、いたいた 2.((話))[ほんの軽い]病気、痛み、傷;被害、破損
(旺文社 ロワイヤル仏和中辞典 重版発行2002年より)

・・・。意味不明ですね。「いたいた」がなぜトレンドとして扱われているの??

実は、この『BOBO』という言葉は、Bourgeois(ブルジョワ、中産階級の人)とBoheme(ボヘミアン、自由奔放な生活をする人)の頭のBOを取って、作られた造語なのです。それなりの収入がありながら、ヒッピーのような格好をして、古い工場を改造したアパートに住み、エコロジーを追求し、普通の人はあまり行かないトルクメニスタンやウズベキスタンにバカンスに出かける・・・。ヒッピーのようでありながら、実は頭のてっぺんからつま先までブランド物で揃えていたりするのがこの『BOBO』族の特徴です。車を持たず自転車(でもちゃんとプジョー製だったりする)を足代わりにしている人も多いらしいです。

で、困ったのが不動産屋。普通だったら壊して大きなアパートを建てられるような場所を、BOBOが買って改造して住んでしまうので、10世帯に貸して家賃が入ってくるのと同じ広さの土地で、1世帯分しかお金が入ってこない現象があちこちにおきているからです。

ロンドンやリバプールでも同じような傾向が見られるそうです。日本はどうですかね?
 

たった今、電話が鳴ったので出たら「ど~も~、Anne-Claireさん(家主である友達の名前)ですか?イラク戦争に関するデモ行進に参加しませんか?」というお誘いの電話でした。

私「いや~、本人じゃないのでわかりません。」
おばちゃん「あら~そうなの~、実はね、今週末に○○通りでデモ行進を・・・」
私「あの~、興味ないので・・・結構です・・・」
おばちゃん「それは残念ね~。ところで、あなたアメリカ人?」
私「は?違います。」
おばちゃん「カナダ人?」
私「あ~、カナダ人でもありません。」
おばちゃん「わかった、あなたイギリス人でしょ。アクセントで分かるのよ。私ね~、英語を習いたいのよ~。あなた誰か教えてくれる人を知らないかしら?」

は????

さて、このおばちゃんは、BCBGかBOBOか。
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by mcyst | 2003-09-24 00:18
外国の人から見た日本、あるいは日本人のイメージって、一にカメラ、二にカメラ、三四が無くて五にカメラって感じで、非常にやるせない思いをします。

「他に悪口がないからそんなこと言ってんでしょ~~~。」と、思うことにしています。が、たまにスーパーしつこい人(そういう人に限ってもちろん日本に行ったことはおろか日本人の友達もいない)もいて、閉口します。

昔、「日本人なんだから写真を撮れ撮れ」とかなりしつこくアメリカ人にからかわれ、それ以来、私はいまだに人前で写真を撮るのが苦手です。この日記用の写真も死ぬ思い(大げさか)で撮っています・・・。当時は全く写真が撮れなくなってしまったので、少しずつ直ってきている(かれこれ7年になりますが)ので、パリのみなさん、どうぞ私をそっとしておいてください・・・。また言われたら戻ってしまいそうな気がするので。

日本に住んでいるフランス人の友達は、「日本にも、もちろん外国人差別はある。でも日本人はそれでも礼儀をわきまえているので、外国のそれとは比べ物にならないほどsupportable(許容範囲)だと思う。」と口をそろえて言います。他の国からいらしている方にはまだ聞いたことがないのでわかりませんが、とにかく在日仏人はそう思っているらしい。誰に聞いても同じ事を言う。

あ~~~~~、いいな~~~~、日本は!素敵!

久々に、しかも立て続けに「カメラ・グッチ&ヴィトン行列・笑わない・余暇がない・お堅い・つまらない・金満・残業しまくり」などの、ステレオタイプ攻撃にあったので、応戦にかなりのエネルギーを使ってしまいました(爆)。

そして道を歩けば、「モシモシ」「コンニチワ」「カワイイ」など、決して友好的ではない言い方で、なにかしら言ってくる人々。モンマルトルのある道は、私は「コンニチワ通り」と名づけ、なるべく通らないようにしています・・・。

真面目に戦うな、と元居候(在仏歴6年目)は言いますが。流すのはそれはそれで難しい・・・。

決死の思いで撮った(?)今日の写真は、パンテオンです。作家ヴィクトル・ユゴー、思想家ルソー、科学者キュリー夫妻らが地下墓所に眠っています。1849年、物理学者フーコーが、ここのドームから地球の自転を証明するため振り子の実験をしたことでも有名です。
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by mcyst | 2003-09-23 00:16
朝、思いっきり爆睡していたら、いきなり携帯が鳴った。慌ててロフトのはしごをヨロヨロと降り、電話に出たら、それはロンドンのお友達、サキコさんであった。あ~、そういえば今週末パリに来るって言ってたな・・・と思い出す。でも連絡がなかったのでキャンセルになったのかなと思ってたのですが、どうやら彼女はパリについてすぐに私の携帯にSMSを送ってくれていたらしい。う~ん、届いてない・・・。フランスの携帯よ、急に海外で通話できるようになった割には、前は受け取れていた海外からのSMSが突然受け取れなくなった。なかなかうまくいかないものです・・・。

サンジェルマンデプレ教会前で待ち合わせ。この教会の目の前には、かの有名なカフェ、Cafe de Floreがある。こんなところ、お友達でも来ない限り絶対に入らないので、早速行ってみる。ギャルソンは・・・思ったよりも感じは悪くないけど、普通に感じ悪い(笑)。朝ごはんを食べていないというサキコさんのためにクロワッサンを注文すると「もうないけど・・・あ、ちょっと待って」。どこに行くのかと彼の行く先を目で追うと、なんと2つほど斜め向こうのテーブルのカップルに「もう食べないのか?」と聞いている。そしてそのクロワッサンを私たちのテーブルに・・・。さすがフランス~~、さすがパリ~~~~。東京ではありえませんねぇ。ロンドン在住7年のサキコさんは「別にいいよ~」と食べている(笑)。カフェオレが4.6ユーロと他のカフェよりも少し高いけど、そんなにバカ高くも無いことが判明。でもなんか気恥ずかしいっす。本当にエルメスのスカーフを腰に巻いたマダムが犬連れて来たりしているので。

ブラブラ散歩しつつ(方向音痴の私が道に迷いまくって、とっても彼女を歩かせてしまいました。ガイドにはなれないな~。)、モンパルナス近くの市場へ。普段買わないシイタケやクレソンなどを購入。健康志向のサキコさんはプロポリスや玄米を買っていた。ロンドンよりかなり安いそうです。

サキコさんと別れ家に帰る。今日はナンシーの友達&元居候ときのこご飯を作る企画がある。が、夕方に連絡すると言っていた彼らから一向に連絡がない。ひょっとして、流れた?流れたなら映画に行きたい!と思い、元居候にSMSを打ち、一応映画館に向かう。と、入れ違いで元居候から「何言ってんだよ~、あと5分で着くよ~」と返事が。おっと、しまった・・・。でも~、何時に来るかぐらいは事前に連絡が欲しいな~と思う。その旨伝えたが、元居候「・・・。(返事なし)」 ナンシーの友達「厳しいな~。」これは男女の違いかはたまた国籍の違いか?でも元居候は日本人だしな~。

まあ、きのこご飯とスープが、めっちゃおいしかったのでいいとしますか。

お店情報
Cafe de Flore(カフェ・ド・フロール)
172 bd., St-Germain 6e
営:7:00~翌1:30
休:無休
メトロ:4番線St Germain des Pres駅
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by mcyst | 2003-09-22 00:12
ナンシーから友達が来ました彼のお兄さんのお友達も一緒。彼女は植民地時代のカンボジアやタイの遺跡や村落関係の資料を調査のために、パリに来たそうです。明日からはギリシャのロードス島で会議、一週間後にはまたパリに帰ってきて調査を続ける傍ら、今回仏語の重要さを痛感したので、短期で語学学校に通うらしい。ニコニコした温和なお嬢さんに見えますが、きっとすご~~~くタフなんでしょうね~~~~。日本とタイやカンボジア(友達のお兄さんとはカンボジアで遺跡調査をしている時に知り合ったらしい。)を往復する日々だそうで、私の仕事とは全くかけ離れた世界なので、興味深い。ギリシャから帰ってきたらまたゆっくり遺跡のお話を聞くのを楽しみにしています。

モンマルトルの元居候の家から、オペラ座付近まで歩く。今日も日差しが強烈。直射日光を浴び続けたら脳の機能が破壊されそう・・・。大事な脳細胞、守らなければ!

途中でガレージセールをやっている家があったのでのぞく。かわいいTシャツがあったので、値段を聞くと、片手を広げる。「5」?と思ったら「10」だって。はぁ~~~~?しかも「ここにタグがついているから新品なの」と、自慢げに見せてくれたタグには「6.5ユーロ」としっかり値段が書いてある。超なぞ。ナンシーの友達は爆笑している。なんとなく気がそがれたので、そのまま立ち去る。

夏が再到来したので、Tシャツが欲しかったんだけどなぁ。

元居候とナンシーの友達と、明日食べるものを決めて(笑)別れる。そのままぶらぶら歩いてTシャツを探したけど、特にこれといって気に入ったものがないのでそのまま帰宅。途中で近所のスーパーに寄ったら、レジの人がかな~~~~り機嫌が悪く、びびった。フランスでお店の人が機嫌が悪いのは、日常茶飯事だけど、ここまで超ド級なのは久々に遭遇した。

電車に乗っていても、フランスの人って表情豊かだなと思います。日本って大抵寝ている人が多いけど、こちらは実にさまざまな表情で電車に揺られています。地下鉄の駅間隔が短いのと何より危険なので寝てられないのだとは思いますが、もうおかしくて仕方が無い。ラテン系らしくお調子者のフランス人の生活が垣間見られます。

写真はオペラ座。この辺りは車の往来が激しいので要注意です。
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by mcyst | 2003-09-21 00:10